2022-06-10
Kangaroo x2は、SabertoothまたはSyRenモータコントローラへ取付ることで、セルフチューニング (自己調整)フィードバックモーション制御機能を追加できます。1つまたは2つのフィードバックチャンネルをサポートしており、直交エンコーダやポテンショメータ(可変抵抗)を使い、位置や速度制御機能を実現します。
フィードバック制御は、機械システムにとって常に求められています。デバイスへ、正確な速度や移動量を指示することができ、負荷や外乱に関係なく、確実で再現性のある動作をさせられます。しかし、よい結果を実現するために、PIDや他のコントローラでは慎重な調整が必要になります。フィードバックの調整は、難しく時間がかかると共に、高度な数学や物理の知識が求められます。
Kangaroo x2では、このクラスで最初のセルフチューニングコントローラです。計測やモデル化、システムの計算を必要とせず、少しのスイッチ設定とボタンを押すことで全てを把握してくれます。おやつを取りに戻る短い時間で、コマンドを受け取るために完全に調整され準備が整います。
マイコンを使用して閉ループ制御を行う代わりに、Kangaroo x2がアナログやR/C制御の指示だけで閉ループ制御を実現します。
動作中は、「100mm/sで900mm移動する」のように、速度や位置または両方を組み合わせたコマンドで命令できます。Kangaroo x2は、実行中に速度と位置を報告することもできます。ミックスモードでは、止められない差動駆動やキャタピラロボットのステアリングもできます。
作品を完全に制御できるようにするには、Kangaroo x2は最良の選択です。